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生命は原始の海で誕生した-そんなワケない

科学・学問
Image by LaCasadeGoethe from Pixabay
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地球の誕生は46億年前。そして原始の地球の水の中から生命が誕生したのは約35億年前とも言われている。最初に誕生した生物はもっとも簡単な構造を持っていたであろう単細胞だと考えられている。 しかし、単細胞と言っても複雑な遺伝子構造を持ち細胞の中は工場に例えられるほど高度な生命活動をしている。その単細胞が自然界で本当に誕生するのか-
①自然の法則
②遺伝子
の2つの要点から考えてみたい。科学的用語、定義は正確ではないかもしれないが、、概要や言葉の意味するところは把握していただけると思う。

自然界では物質は崩壊していく

自然に任せると崩壊していく

自然 全てのものは自然に任せると崩壊していく。時間が経つとともに形あるものは崩れて跡形がなくなってしまう。自然界には「エントロピー増大の法則」が厳然と働いている。崩壊していくのが自然なベクトルである、ということ。無機質な物質が自然と秩序だった組織体に成長した例は知らない。

生命無き原始の地球は・・

Photo by USGS on Unsplash

地球の誕生は今から46億年前と言われているが、もし、生命が今でも存在しなかったらどうなっているのだろうか。
質量があるモノには万有引力の法則があるので、この地球には巨大な重力がある。そして、地球はその深部の核に近づくほど高圧になり、高エネルギーの高温になっている考えられる。そして、時に地中深くのマグマが上昇し火山から溶岩となってとなって吹き上げ、山脈を形成する。また、地上では蒸気となった水が雲になり、やがて雨として落ちてくる。雨が流れ川を形成し、谷をつくる。流れ着いて海になる。時には大陸が動き、ぶつかり、造山運動で山を誕生させる。

基本的に、山と谷、川、そして海が常に姿を変えながら時を刻むのであろう。つまり、自然界には崩壊するエントロピー増大の法則しかないので、これの繰り返し。付け加えるなら、重力によって落下することと、安定を求めて同じ分子同士が引き合い集まることか。それ以外に秩序だった組織体が作り出される要素はない。
また、そこに電磁気力や核力が作用しても、秩序が生み出されることはない。実験でもそんな例はない(ですよね)。

つまり、自然界では秩序だった組織体(つまり、生命のこと)が生まれる要素・可能性はないと思われる。

自然界における法則は崩壊、安定

この地球には生命体がある

現在の地球には動物、植物、微生物など秩序だった組織体がある。
秩序だった組織体、構造体には必ず関与するものがある。それは「生命」もしくは、その生命が持つ「意思」だと考える。

  • 生命・・自己複製し、成長(生産)、反応などの機能を持つ
  • 意思・・生命あるものが意思によって作り出すもの

生命は子孫を残したり、分裂したりする。細胞を分裂させ成長する。また、その活動で物質を作り出すなど。そして外的刺激に反応するなどの機能を持っている。 意思は生命あるものがモノ・道具を作る。動物が巣をつくる。ワナをつくる、擬態するなど。人間は非常に高度で言葉、道具、思考、想像など。エントロピーの法則の逆のベクトルを持つモノには「生命」と生命が生み出す「意思」がある。

DNAは膨大な情報を持つプログラム

Photo by HAN Mengqi on Unsplash

生命が誕生するとは、複製や生産などの機能を持つ機関をつくること

原始の海で誕生したとされる最初の生物は単細胞であったと言われる。しかし、単細胞だろうが、最単純生物だろうが生命体なので自己複製能力を持つ。つまり、細胞分裂だが、その分裂するにも単純に考えてもそんな現象は自然界にない。つまり、命がない物の分裂、例えば石が分裂して増える、とか。そんなことはないから、もしあったら超自然現象というしかない。

自然界において生命が厳然としてあるということは、言葉の本来の意味の「超自然的な現象」があったので生命は誕生した、ということ。

作るには言語が必要。

では、そんな細胞がどうすれば自己複製できるのか。例えば単細胞とは言っても細胞内にいくつかの機関がある。そして核があり、ゲノム、その中に染色体、その中にDNA、更に遺伝子がある。その細胞の複製過程は、遺伝子に書いてある情報を読みとって・・・・・と、まるで製造工場のような行程を経て初めて複製は完了する。

どんな単純な生命体でも、遺伝子のDNA、それを収容する染色体、更に束ねたゲノムよりなる。

高度な仕組みの塊、言わば図書館のような、遺伝子がどうしたら自然発生するのか

ちょっとした秩序をつくる力は自然界に働く力はない。ましてやそんな複雑な仕組みを持ったものが誕生するわけがない。これは、単細胞だろうが、どう考えてもムリだと分かる。

細胞の分裂過程-この仕組みが自然にできるなんて・・

生命の進化の痕跡はない。

1950年代にDNAの二重らせん構造が発見されて70年、研究が進み、その遺伝子の驚く仕組みがわかってきた現在、未だ生命の自然発生が唱えられているとは驚くべき皮肉。 また、進化論的にもほとんど、その信憑性は否定的な結論しか出てきていない。進化論からすると、新しい機能をどんどん獲得、生物は進化した、となるが、その形跡はほぼなし。それどころか、遺伝情報の欠損の繰り返しで多種多様な生物になったと考えた方がつじつまがあう証拠の数々。つまり、完全な種、もしくはイヌ科などの完全な科が初めにあって、子孫を残す過程を繰り返すことによる遺伝子の欠損により、多様性が出た、そう考える方が自然ということ。言い切るのは早いのかもしれないが、どうも、そのように考えないとしょうがない研究結果が多いようだ。

研究者の見解、意見など

日本人で遺伝子の研究で著名な村上和雄先生。
村上先生曰く、生命が自然発生する確率は、宝くじの1等を何十万回も連続で当てるようなものだと仰った。要は、不可能、あり得ないということ。また、何か非常に高等な知性の関与という意味で「サムシング・グレート(偉大なる何か)」とも仰っている。

また、進化論の世界的権威で無神論者のリチャード・ドーキンス博士は「生命の誕生はどのような過程で起こったとお考えですか?」との質問に「ひとつの仮定として、地球外の知的生命体が過去の地球にやってきて生命をつくった可能性はある。あくまで、一つの仮定だが・・」と答えられた。やはり、自然発生は考えられないので、宇宙人がやってきて生命体を置いて行ったと・・。要するに、何かの意思がないと不可能だと、博士は言葉を替えて仰っている。
また、先程のDNAの二重らせん構造発見者のクリック博士も無神論者ではあったが、自然発生はあり得ない、何かが関与したことを示唆した発言をされたとか・・・。

ここまで述べてきたことから、生命が自然発生することはどう考えても無理だろう。誰かが「生命は自然発生した」と言ったなら、「バカも休み休み言え!」と罵倒されるのではないだろうか。 しかし、驚くことに学校では「生命は水の中から自然発生した」と今だに教えている。DNAの二重らせん構造が発見されて70年近くもたつというのに! また、これだけ証拠が薄いのに100年以上前のダーウィンの進化論を前提で学問をしている。DNAの存在も知られてなかった頃の仮説(立証されていない仮説、今では妄想とさえ言える)を未だ怪しい宗教の妄信者のごとく。
これはとんでもない傲慢ではないか。もしくは人々に対する欺瞞か・・・。」

食べたら消化して、排泄。暑く成れば汗をかく。ケガをすれば切り傷を塞ぎ元に戻す。ウイルスなど、異物が体内に入れば、それを死滅させようと熱を出す。また、体外に排出しようと咳き込む。生命活動、例えば、息をする行為だけでも、遺伝子に刻まれた情報を読み取り、細胞は働く、意識しなくても生きている限り常に最善を尽くして全身が働いている、体の隅々に渡って。驚くべきかな、生命活動。そんな、想像を絶するような仕組みが自然発生しただと。生命体からクローンは作れるようになったが、人間は未だに、何もないところ、つまり無機質なものから生命は作り出せていない。それほど、困難なことが知性のない自然が成し遂げたというのだから・・自然発生したというのだから・・・皆様もそんな馬鹿げた説を罵倒したくなりませんか?

人間は未だ生命をつくることに成功していない。人間が成し遂げられていいないことが自然発生するだろうか?

ま、自然発生のメカニズムを究明しようといろいろ試みられているようだが、それこそ知性が関与したことになってしまうのだが・・。

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